金曜日朝一番の特急で上野の東京国立博物館に出かけてきました。朝九時過ぎに下車したところ
外は本降りの雨。売店で傘を買い、雨のひさしぶりで東博にでかけました。九時半開館ですが、
すでに大勢のお客さんが入館の列をなしていました。今回の茶の湯展はなんと37年ぶりになるとか。
入ってすぐに売店を覗き、目録を購入しゆっくりで鑑賞できて、至福のひと時を過ごすことができました。
館内には藪内家にある茶室「燕庵」が原寸大で復元展示されておりました。今回の展示にかける当館の
意気込みが強く感じられたところです。
この日は大阪での坐禅会を予定しており、その時間に遅れないようにして見学できたのは一大収穫でした。
茶道の名だたる名品の圧倒的な迫力に引き込まれて、茶道具を拝見しましたが腰をかがめたり、背伸びをしたり
横から回り込んだりしての観賞ができ、満足しました。
茶道は我が国の伝統文化の最たるものなんだなあ。と、心底感動した次第です。